カッソーロ

家族と平和をこよなく愛する平凡な男の日記。だいたい、言いたいことを書いてます。

【二日酔い回避術】あと1杯だけという悪魔のささやき

「あと一杯だけ」

このセリフを何度、口にしただろうか。この日は、午後6時から飲み始めて酒屋を出たのが午後10時。計4時間、飲んでいたことになる。俺はお酒が弱い。ビール2杯程度が適量だ。両親もまったくお酒を飲まない。したがって、DNAにもアドバンテージがある。ただ、どういうわけか飲みに誘われることは多く、そのこと自体は苦痛ではない。

普段あまり会うことができない大切な人に誘われた今日は、楽しくてついつい時間を忘れて飲み過ぎてしまった。だから、冒頭にあるセリフを連呼して、4時間も居酒屋に居座り続けたのだ。

一応、居酒屋に入る前に薬局でウコンを買って飲み干した。しかし、それだけでは効果が期待できない。体の火照り具合から、そんなことは容易に想定できた。明日の仕事は早い。しかも、ミスが許されない大事な勝負を控えている。

 「二日酔い」は何とか避けたい。じゃあ、飲まなきゃいいじゃんという冷めた声が聞こえてきそうだが、そんな自制心が働くなら4時間も居酒屋にいない。帰りの電車で、後悔の波が押し寄せてきた。いや、自業自得であることは百も承知だ。でも、そんな論理的に行動できないのが俺なのよ。激情型の男なのよ。いや言い直す。単なるバカだ。 そんなバカな俺が過ちを取り戻すために、手当たり次第に取った応急措置を備忘録として残しておこう。

その1 パインジュースを飲んだ。

以前に柑橘系のジュースが良いとかいう情報を聞いたことがある。なんでも、ビタミンCと果糖がアルコール代謝を早めてくれるらしい。効果がどの程度あったのかは正直、わからない。

その2 近所の銭湯でサウナに入った。

お酒を飲んだ後のサウナは賛否両論(むしろ否定派が多数)だが、とりあえず何でも試したかったので、ジュースをたくさん飲んで、汗をかく準備を整えて近所の銭湯に行った。サウナには10分×2回だけ入った。サウナと水風呂効果で、ほんの少しだけ、酔いが覚めたような気がした。ただ、これは基本的には健康面に配慮して推奨されていない方法である。

 その3 ヘパリーゼWを飲んだ。

結果的にこれが一番、良かったのではないかと振り返っている。前述のとおり、飲酒前にすでにウコンは飲んだ。飲酒後にも同じ類の物を飲んでみようではないか。というわけで、コンビニでヘパリーゼWを購入して飲んだ。

その4 コップ2杯の水を飲んで寝た。

できることは、すべてやった。後は幸運を祈って寝るだけだがダメ押しとして水を多めに飲んで寝た。これも地味に良い方法だと思う。夜中に2回ぐらいトイレで目が覚めた。そのたびに、体内からアルコールが排出されていくことが実感できた。

 以上の行動の結果・・・何とか、セーフ!!ひどい二日酔いは、避けることができた。身体は少しダルく、多少の胃腸の気持ち悪さは残っていたが、徐々に回復して昼過ぎには本調子に戻っていた。次回、この方法がウマくいくとは限らない。ホント、気をつけよう!!あ~、それにしてもお酒の強い人がうらやましい!