カッソーロ

家族と平和をこよなく愛する平凡な男の日記。だいたい、言いたいことを書いてます。

【仕事と家族】息子の授業参観

昨日、会社を早退して息子の授業参観に行ってきた。これは、俺にとって大きな成長だ。おおげさな表現かもしれないが、人生における重要事項を優先することができたと思い返している。これまでの俺なら、間違いなく仕事を優先した。承認欲求も強く、会社では高く評価されたいと考えている。重要な仕事も任されており、周りの期待に応えるためには、やらなければいけないことは山積みで時間はいくらあっても足りない。

負けず嫌いな性格なので仕事を疎かにするということは心理的に耐え難い。しかし、ここ最近は冷静に自分の理想の人生を描くように努力している。何に時間を割くことが自分にとっての幸せなのかを考えるようにしている。今の俺にとって、一番大事なのは・・・家族だ。今の俺が夢中になれることは息子の成長だ。自分でもびっくりしているが、どうやら俺は息子にぞっこんのようだ。

彼を見ていると、とても幸せな気持ちになる。今はできるだけ、息子の成長を見届けたい。そして、彼に愛情を伝えたい。これが、どうやら俺の人生の重要事項のようだ。笑われるかもしれないが、仕事と授業参観を天秤にかけた。平日に会社員の父親が授業参観に来ているところなんて少ないのでは。と頭をよぎり会社を早退することを決める意思を阻んだ。

しかし、重要事項を優先しようと努めた。他の父親が来ているかどうかなんてどうでもいい。父親が参加しているのは俺だけかもしれない。それが、どうした。俺はどうしたい。俺は息子の喜ぶ顔が見たい。考えの末、仕事は翌日に回して授業参観に向かうことを決めた。まさに、自分の人生にとっての重要事項を優先することができた。

学校の教室で俺の姿を発見したとき、息子はとびきりの笑顔を見せてくれた。それで良かったのだ。ほんの小さなことかもしれないが、この積み重ねで幸せな人生を過ごすことができるのかもしれない。