カッソーロ

家族と平和をこよなく愛する平凡な男の日記。だいたい、言いたいことを書いてます。

【朝7時から営業】倉式珈琲店で朝カフェ

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趣味のない俺だが最近、休日の朝にカフェでモーニングを食べることにハマっている。朝をカフェで過ごすと一日のスタートを早く切ることができて充実した気分になるのだ。毎週というわけにはいかないが徐々に家族も俺のこの習慣に合わせてくれている。しかし、そうはいっても、家族3人での外食が続くとなるとそれなりの出費を覚悟しなければならない。そこで価格重視で選んだのが倉式珈琲店大阪鶴見店。

モーニングサービスが飲み物代+50円とあって超お得なのだ。f:id:michiwohiraku:20180902215233j:plain

お店は朝7時からの営業ではあるが、出発に手間取ったのと道路の込み具合の影響もあり俺たち一行がお店に着いたのは9時前だった。すでに盛況で大きめの駐車場には多くの車が止まっている。当然、店内も騒がしい。俺の理想の朝カフェのイメージとは少し違うが、致し方あるまい。案内された席に着きメニューに目を通した。サイフォン式のコーヒーを提供することにこだわりを持つお店のようでコーヒーの種類も豊富だった。f:id:michiwohiraku:20180902215748j:plain

せっかくではあるが、コーヒーではなくカフェラテを飲みたい気分だったので自分の気持ちに嘘をつかず、カフェラテとの組み合わせでモーニングサービスを注文した。f:id:michiwohiraku:20180902220240j:plain

それにしても50円でトースト半分とゆで玉子がついてくるのだから、まずまずのコスパである。

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値段には納得した。だが、しかし、残念なのは店内が騒がしいというこの一点。裏を返せば人気店であることの証明なのだが、どうにも、おばちゃんたちのぺちゃくちゃ声と食器のカチャカチャ音が耳障りな印象を受けた。カフェに過度な癒しとくつろぎを求めるわがままな俺には、訪れる時間が遅すぎたようだ。次回は、もう少し早起きして来たいものである。

兵庫県佐用町にある無料の昆虫館

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夏休み最後の日の朝、「カブトムシとクワガタムシに触りたい!!」と息子が叫ぶ。 夢中になるものがあることは素晴らしいことだ。どこか適当な場所を探してやろう。 しかし、まあ、8月終盤のこの時期には中々、カブトムシのイベントは見当たらない。ネットで探しまくった結果、ようやく「佐用町昆虫館」という聞いたことのない施設を見つけた。

ネット情報ではカブトムシを直接、触ることができるようだ。 住所は兵庫県佐用郡佐用町。大阪から片道約2時間の場所。う~ん、遠い!しかし、今のタイミングで出発してカブトムシに触れる場所に絞るとなると、ここしか見当たらない。息子と二人で嫁さんを説得し家族全員の気持ちを一つにすることに成功して、いざ出発。

施設は山のふもとにあり、昼食の場所は期待できそうにないので、自宅近くのコンビニでおにぎりを調達。買い出しを終えて、9時30分過ぎに大阪を出発。阪神高速中国自動車道を通って山崎ICへ。そこから、30分くらい下道を走りお寺の"門"のような場所を通り過ぎると左手側に昆虫館が見えてくる。f:id:michiwohiraku:20180827063924j:plain

昆虫館の対面にある駐車場に車を止めたのは12時前。ということで、まずは車内で腹ごしらえ。

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外観を見たところ混雑している気配は全くない。逆に大丈夫かと不安になるほどだ。 施設のサブネームが「こどもとむしの秘密基地」。自ら秘密基地を称するほどなのだから、さほど知名度もないのだろう。

昼食を済ませて館内へ突入。 入館料はなんと無料。駐車場も無料。つまりは、一円も使わずタダで施設を利用することができる。ちなみに入館料を支払わない代わりに記帳を求められる。この記帳実績が施設の存続を左右するのだそうだ。 館内は学校の教室程度の広さでこじんまりしている。さすが秘密基地を名乗ることだけのことはある。f:id:michiwohiraku:20180827064044j:plain

カブトムシ、クワガタムシをはじめ川魚、ゲンゴロウタガメ、スズムシ等々数種類の昆虫等がびっしりと展示されている。f:id:michiwohiraku:20180827064127j:plain

たしかに他の昆虫館と比較して規模は小さい。だが、小学生ぐらいまでなら十分に楽しめるのではないだろうか。現にうちの息子はリピーターとなってしまったことが、それを物語っている。 それぞれの昆虫について、スタッフの方が懇切丁寧に説明してくれる。スタッフさんはNPO法人「こどもとむしの会」という組織の会員さんで、開館日には交代で一日館長として施設管理を任されている。豊富な知識と真夏のような情熱でそれぞれの昆虫の特長等を教えていただいた。 「マダガスカルオオゴキブリ」という珍しい昆虫も飼育展示されており、どうやらこれが一押しのようで、何度も触ることを勧められた。f:id:michiwohiraku:20180827064156j:plain

そして、息子はついに念願のカブトムシにタッチ! 息子はカブトムシとクワガタムシを触ることができてご満悦の様子である。f:id:michiwohiraku:20180827064223j:plain

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鑑賞以外にも好きな昆虫の標本を選んでお絵かきをすることもできる。女の子を連れた家族連れはお絵かきを楽しんでいた。 一方、息子はノコギリクワガタ一択である。展示ケースにくぎ付けで何やらブツブツとクワガタの戦いの実況中継を行いながら、一人興奮の様子。

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釘付けになること30分以上、そのおかげもあって、クワガタのおしっこや交尾などの貴重なシーンを見ることができた。 帰りを惜しむ息子を言い聞かせて昆虫館を後にしたのはかれこれ1時間以上経過してからのこと。息子はこの小さな秘密基地をすっかり気に入ってしまったようだ。 暑い夏に冷房の効いた屋内で人混みに揉まれることなく息子と過ごせるなんて。 夏休み最後の日に最高の穴場を見つけることができたと思い返している。

昆虫館入口にはアリジゴクの巣が。 f:id:michiwohiraku:20180827064437j:plain

野生のイモリも生息しているよf:id:michiwohiraku:20180827064457j:plain

■開館日

 4月~10月の土日祝日のみ開館

■開館時間

 10時00分~16時00分

■入館料

 無料

■駐車場

 15台

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【行ってみた】中央卸売市場にある水上レストラン

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夏休みを満喫中の息子を実家に預けて3日目。この間、嫁さんと夫婦水入らずの時間を過ごしている。今日は週末ということもあり、いつもとは違う夕食を楽しみたいと外出することに。場所選びの選択権は俺に委ねられた。そこで、通りすがりに気になっていたとあるお店に向かうことにした。

大阪市福島区の中央卸売市場の横の川に浮かぶ船の形をしたレストラン。その名は「CORALKITCHENat sea(コーラルキッチンアットシー)」。何屋さんかは追究せぬまま、見た目の雰囲気のみでチョイスした。f:id:michiwohiraku:20180819213455j:plain

お店の前まで行くとメニューが出されている。パスタやピザなどを取り扱っているお店であることを確認して店内へ。f:id:michiwohiraku:20180819213539j:plain

店内はおしゃれな雰囲気が漂っている。店員さんもみんなシュッとしている。f:id:michiwohiraku:20180819213638j:plain

緑をちりばめた広い空間にアップテンポの洋楽が流れていてリゾート気分を演出している。しかし、どういうわけか客は少ない。市場の敷地内に入らないといけないというわけあってか、午後7時という夕食タイムであるにもかかわらず、俺たち夫婦を含めて3組しかいなかった。

客の少なさに一抹の不安を抱えながら席に着いて、再度メニューに目を通して注文。嫁さんはロコモコ(1280円)、俺は渡り蟹のトマトクリームパスタ(1400円)を選んだのだが・・・これが旨い。f:id:michiwohiraku:20180819213726j:plain

店の雰囲気だけでなく、料理の味も合格点である。残念ながら子ども向けのメニューはないのでファミリー向きのお店ではないが、味は確かである。

あと駐車場はない。市場には駐車スペースは多くあるのだが、こちらの駐車は禁止とされている。電車で行くなら、JR野田駅か地下鉄玉川駅が最寄りとなる。いずれの駅からも10分程度で着くだろう。

多少、アクセスに問題があるが、デートなど大切な人とおしゃれにディナーをキメたいときは使える店だと思うので知っておいて損はないだろう。いつもと違う雰囲気のディナーを求めるなら、ぜひ一度、足を運んでもらいたい。

【だし道楽】だし専門の自販機!?

その自販機は大阪メトロ谷町線千林大宮駅の1号出口を上がった左側すぐにある。見つけたときは思わず、二度見してしまった。外見は街中でよく目にする飲み物を売っている自販機のシルエットそのものなのだが、売っているものが少し違う。「だし」オンリーなのだ。そう、あの料理に使う「だし」だ。f:id:michiwohiraku:20180813140656j:plain

「だし道楽」という広島県の二反田醤油が製造する焼きあご入りのだしだとか。f:id:michiwohiraku:20180813141531j:plain

ズラリと並ぶ「だし」達には、どこか勇ましさを感じた。ここで、これを買わなければ二度と出会うことはないだろうという、妙な使命感から700円という値段が高いのか安いのかよく分からないまま購入してしまった。

だが、家に持ち帰り一旦、冷静になった。果たして、このだしは、どのように使えばよいのだろうか。勢いで買ったものの俺は料理を全くしない。しばらく自問自答を繰り返し、行き着いた答えは玉子かけご飯だ。販売元もこれを推奨している。

あの日から数日経った今日、ようやく、だしの実力を試す日がきたのである。かけてビックリ!これが、よく合う。醤油にはない、優しい味わいだ。完全にこれは正解だ。玉子かけご飯の新たな可能性を引き出した。

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俺はあの日、君と出会ったことを感謝している。ありがとう、だし道楽。

【食べてみた】尼崎のボリューム満点ハンバーガー

一階のアダルトショップの存在が際立ち、本当にここか?と駐車場に入るのが一瞬、躊躇されたが場所は間違っていなかった。f:id:michiwohiraku:20180812155714j:plain

 今日のランチの場所に選んだのは「キュロス(qroth)」というカフェ。尼崎から伊丹方面に向かう県道沿いにある。

数台の車が止めれる大きさの駐車場があるので、おでかけ手段が車派の俺には便利である。

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 倉庫を改装したのだろう、店内は天井が高く開放感がある。また、質素ではあるが、おしゃれな雰囲気を醸し出している。

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 メニュー価格は1000円越えなので決して安くはないが、アゴが外れんばかりのボリューム満点のバーガーを味わうことができる。ポテトの塩加減も濃いめでグッドである。

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営業時間は12時00分オープンとカフェとしては若干、遅めの開店だが、 一人でも入りやすそうな雰囲気なので、お気に入りリストに入れておこう。

 

イケアのモーニング。ドリンクバー無料のサービス

 

土曜日の朝。窓から太陽の光が差し込み、目が覚めた。今日も暑くなりそうだ。朝をダラダラと過ごすのは好きではない。さっさと、外に出掛けてしまって、有意義な一日を過ごそう。というわけでは、今日は大阪市大正区の「イケア鶴浜」で朝ご飯を食べることにした。

家具の販売で有名なイケアだが、ここにはレストランもある。ネットの情報ではオープンから30分間はドリンクバーが無料との情報がある。しかし、イケアのホームページには詳しく書かれていない。よし、真偽のほどを確かめようではないか。

俺たち家族が到着したのは、オープン5分前の8時55分。すでに50人ほどが入口のエスカレーター前に並んでいた。9時きっかりの開店を待ち、2階のレストランに直行。またもや、レストランに数十組の行列ができていた。

はじめての経験なので少し戸惑ったが、サラダやパンなど自分の気に入った商品をトレーにのせていくタイプだった。

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最初のコーナーの一角でドリンクバー専用の紙コップをとり、順番に商品の陳列された各コーナーを進んでいく。詳しい商品メニューは、イケアのホームページで紹介されているので、そちらでチェックすることもできる。

メニューの中には、イケアファミリーメンバー限定特価で販売されているものもある。なので、メンバーに加入しているなら、忘れずにカードを持参することをオススメする。たとえば今日は、スフレロールが安かった。通常249円が229円で販売されていた。出かける前には「私はコーヒーだけしか頼まない」と宣言していた嫁がちゃっかり、そいつをトレーにのせていたのを、俺は見逃していない。

それはともかく、俺、嫁、息子の3人が各々適当な商品をトレーにのせてレジにてお会計。すると、店員さんが例の言葉を発したのだ。「ドリンクバーは9時30分まで無料です」。よっ!待っていました!!やはり、無料の情報は本当だったのだ。コーヒーやソフトドリンクが飲み放題となるドリンクバーは、通常一人120円(土日祝は120円。平日はイケアファミリーメンバー限定60円)なので、それが家族の人数分無料となるのは嬉しい。

こうして、俺たちは少しだけ優雅に朝食をとりながら、今日一日の計画を立てることにしたのであった。涼しくて快適な空間でとる朝食は、やはりいいもんだ。

 

【考察】メルカリの人気の秘訣

今さらだが、メルカリに対しての考察を書いてみることにする。スマホを持っていれば、誰でも気軽に商品を売り買いできる、言わずと知れた人気のアプリである。かくいう俺も2年以上続けていることになる。最近は、あまり活発ではないが一時は夢中になっていた。

俺の場合、読み終えた本を売ることが多いのだが、古本屋に売るよりも高く売ることができるので満足している。最低でも75円という収益が保証されている。300円が値段設定の最低販売価格であり、そこから10%が販売手数料として差し引かれて270円。

さらに、メルカリ便という全国一律料金の配送サービスを選択する場合、配送料195円が差し引かれて、75円が販売利益になるというカラクリだ。古本屋に二束三文で買い取られていたことを思うと、それなりの充実感を得ている。

また、自分で商品を売るということを体感することができるのもメルカリの娯楽性といえるだろう。やはり、自分が値段をつけて出品した商品が売れるというのはシンプルに楽しい。夢中になっていた一時は売れることが楽しくて、売るために新書を買うという不可解ともいえる行為を衝動的に繰り返していた。

まあ、おかげで本を読むことを習慣化できたので、さほど後悔はしていないと強がってみることにする。他にも、断捨離につながること、名前や住所を知られることなく取引ができること、コンビニから手軽に商品が発送できる等優れた点は数多くあるのだが、俺は別の視点でも捉えてみたい。

発展する経済システムには5つの共通点があるそうだ。メルカリは、この要素を全て網羅しているといえないだろうか。ちなみに要素の引用元は「お金2.0」という本である。

その1 インセンティブ(報酬)

その2 リアルタイム

その3 不確実性

その4 ヒエラルキー(組織の階層)

その5 コミュニケーション

まず、1つ目のインセンティブ。メルカリにおける出品者の報酬は明確である。値段設定を自ら行い、手数料や配送料を差し引けば、どれだけの販売利益が生じるのかということが明瞭である。しかも、値段設定時に自動計算で販売利益がいくらかということをきちんと数字で表示してくれているので安心かつ納得して取引が行える。

次に、2つ目のリアルタイム。商品が売れると直ちに携帯にメッセージが知らされる。はじめて本を出品した際に、ものの数分で購入メッセージが届いたときには、こんなにすぐ売れてしまうものかと感動したことを覚えている。この、すぐ売れるというところはファンを掴む最大の魅力だと考える。また、発送後の商品の輸送状況を知ることができるという機能も優れものだ。到着までの状況がつかめるため出品者も購入者も安心することができる。

さらに、最近では自分の出品した商品を現時点で何人がチェックしているのかということをカウントして教えてくれる機能も増えている。

そして、3つ目の不確実性。これについては、そのままだ。当然のことながら、売れることは確約されているわけではない。多少の運もある。この不確実性を乗り越えて、商品が売れたときに思わず「おっしゃ!!」となるのである。

続いて、4つ目のヒエラルキー。これについては、多少、微妙な解釈になるかもしれないことを先に断っておこう。メルカリは取引完了後にお互いに「良い」・「普通」・「悪い」の3段階で評価を付け合うという機能を設けている。

「良い」という評価が多い人は当然、信頼度も高く取引を行ううえで優位性があるといえるだろう。逆に「悪い」という評価が多い人は取引を敬遠される傾向がある。このように、評価次第でメルカリ内での優劣がつけられているといえる。

おまけに、最近ではフォロー制度のようなものもできていて、自分が気に入った相手をフォローすることができるようだ。匿名での取引を前提としている中では、少しやり過ぎのような気もするが、フォローされた側は悪い気はせず、モチベーションにつながるのだろう。

最後に、5つ目のコミュニケーション。取引過程でにお互いにメッセージを送ることができる。値段交渉や商品にかかる問い合わせ、商品到着の連絡などといったコミュニケーションを取ることができるのだ。特に取引完了後に評価に加えて、取引相手に対してメッセージを送ることを促すという基本設定は優れものだ。

俺自身、およそ150人の方と取引を行ったがほとんどの方からお礼のメッセージを頂いたし、俺からもお礼のメッセージを添えることを徹底していた。ほんの一言の言葉を頂くだけで、取引を通じて温かい気持ちになることができる。

と、このようにメルカリがここまで普及した背景には、経済システムの成功ルールが適用されていたからではないのだろうか。なんつって。