もはや、スフレパンケーキはごはんでもあるという主張
歯が痛い。歯の治療のせいで、しばらく奥歯で固いものが噛めない。しかし、昼前になると腹は減る。生理現象には逆らえない。こんなときのために、ランチの場所の引き出しを持っておいて良かった。今回ご紹介するのは、パンケーキ専門店「Butter(バター)」。ららぽーと甲子園にある素敵なお店。
僕たち家族のお気に入りの場所だ。柔らかい食べ物として思いついたのが、この店のパンケーキ。なに、パンケーキを昼食として食うのはおかしいって。いや、僕もひと昔前はそう思っていたよ。でも先入観を捨ててみよう。時代の変化は思った以上にはやい。パンケーキを朝食もしくはおやつとして食べなければいけないなんて、誰が決めたのか。こちらのお店の営業時間は、10時から21時まで。
そう、つまり、朝・昼・夜のいつにパンケーキを食っても良い時代はすでに到来しているのだ。こちらの店が素晴らしいのはパンケーキの味だけではない。店内の雰囲気が抜群に良い。白色を基調とした開放的な店内には、こだわりを感じるおしゃれな雑貨がズラリと並んでいる。
おしゃれな空間で食事タイムを過ごすのは、今どき女子だけでなく、30代の男でも嬉しいものだ。また、店の混み具合もちょうど良い。ちょっとした穴場的な存在である。別に隠れているわけではない。むしろ、入り口前に堂々としている。
しかし、フードコートやほとんどのレストランが2階に集まっている一方で、こちらの店は1階にありかつ、少し離れた場所にある。そのため、昼時に腹を空かした人々が過度に集まって来ることがないのだ。これまで、休日の昼食タイムにこちらのお店を利用して、待ち時間を過ごしたことは一度もない。かといって、店のサービスが悪いということは一切ない。味や店員さんの接客も含めてかなり、イケてる方だと断言できる。ただ、人混み嫌いの俺には、お店には申し訳ないが、これぐらいの混み具合がベストだ。
小さな子ども連れ家族にも配慮が行き届いている。パンケーキはもちろん、ハンバーグやカレーのキッズメニューがある。
これにはドリンクバーがついている。この点が、我が家の9歳のやんちゃ坊主のハートをもぎゅっとつかんでいるポイントであろう。
ちなみに、本日、俺が注文したのは人気№1メニューのミックスベリーのホワイトタワーである。お値段は1,380円。今にも倒れてしまいそうな三段重ねのスフレパンケーキに、生クリームがどっさりとかかっている。
さすが№1の称号にふさわしい雄姿である。スイーツ好きの女子にはたまらんはずだ。写真撮影の合間にも、嫁の手が忍び寄っているのがお分かりだろうか。
さあ、買い物ついでに、ららぽーと甲子園に訪れたあなた。既成概念にとらわれず、パンケーキでランチタイムを過ごしてみてはいかがだろうか。どうしてもパンケーキの気分になれないってときには、そのほかの大人向けのランチメニューもあるのでご安心を。
【大阪】日本初の生パスタつけ麺
パスタ革命。そう呼んでいいだろう。回りくどいことは言わない。ちょっとでも、「生パスタつけ麺」という言葉に惹かれるのなら、食べておくべきだ。マジで旨いから。
お店の名は「イタリア食堂マリーケント」。場所は大阪市此花区西九条。JR環状線もしくは阪神なんば線の西九条駅からすぐそばの位置にある。駅からは暁明館(ぎょうめいかん)という大きな病院を目指すといいだろう。 残念ながら店には専用駐車場がないので、どうしても車で行きたいという方は近くのコインパーキングに止めるほかない。
店員さんは愛想よく気さくで、店の雰囲気は外観内観ともにおしゃれである。一階は厨房とカウンター席、2階にテーブル席というつくりになっている。嫁、息子、俺の3人で訪れた俺たちは2階に案内された。
980円のランチメニューは、トマトソース系あるいはクリームソース系の2種類から選ぶことができる。まずは、パスタだけを食べてそのあとにソースをかけるもしくはつけて食べるという順序があるそうだが、どちらにしても旨い。
パスタを存分に堪能したい場合は、プラス100円の大盛りをおススメする。通常サイズの量では30代男の俺としては少々物足りなく感じた。9歳の息子もぺろりと瞬殺で平らげていた。こちらが通常サイズ。
ランチメニューは、自家製フォカッチャが食べ放題となんとも太っ腹なサービスだ。
さあ、パスタ好きのあなた。日本初の生パスタつけ麺を食べに西九条へ。
朝カフェでお得にモーニング【お得なカフェ情報】
「わたし今月、誕生日!!」というあなたにお得なカフェ情報をお届けしよう。兵庫県伊丹市にあるおしゃれなカフェ。その名も「トリスタン・カフェ」。
場所は尼崎から伊丹に向かう道意線という道路沿い。
「朝8時から開店」、「駐車場完備」、「静かな空間」という僕が求める条件が揃っている。最近、ひそかに朝カフェにハマっている僕は家族とともに日曜日の朝に足を運んだ。
価格はセットメニューが大体700円~800円以上ということで決して安くはない。しかし、注文時にホームページを見たと伝えるとサービスを受けることができる。たとえば、セットメニューを注文すると「ゆで玉子」もしくは「にんじんスープ」のどちらかを無料で付けてもらうことができる。無類の玉子好きの僕は半熟玉子チーズトーストセットという玉子の存在感たっぷりのメニューを頼んでおきながら「ゆで玉子」をいただいた。
これだけでもお得なのだが、誕生月の場合はさらに割引サービスを受けることができる。レジで支払いする際に店員さんに誕生月であることを伝えるとサイコロを二つ渡される。そのサイコロを投げて出た目の数にあわせて料金を割り引いてくれるのだ。一つのサイコロの目が10の位を示して、もう一つのサイコロの目が1の位を示す。つまり、両方のサイコロで6を出せば最大66%の割引を受けることができるのだ。この割引サービスを受けることができるのは1回限りとのことだが、知っていて損はない。ご自身もしくは家族の誕生月に足を運んでみてはいかがだろうか
運転免許や保険証など誕生日が確認できるものを店員さんに提示することが割引サービスに必要な条件なので、くれぐれもお忘れなく。
ヒノキのグッズが買えるお店【三重県】
この記事は、激しくヒノキを求める方にお届けしよう。なぜか、嫁が最近、ヒノキにはまっている。寝ても覚めても「ヒノキが欲しい」、「ヒノキが欲しい」とつぶやいている。ちなみに、ヒノキには湿気を防ぐ効能や、リラックス効果があるのだそうだ。
動機はよく理解できないが、愛妻家の僕としては嫁のヒノキ欲しい症候群を放っておくわけにはいかない。このネット社会において、パソコンやスマホで「ヒノキグッズ」と検索すれば、関連グッズを購入できないわけではないのだが、それでは味気ない。浪漫がない。というわけで、やってきました三重県にある道の駅「奥伊勢木つつ木館」。
大阪市内から車で約2時間半。到着するまでは内心、ハラハラだった。ここまでやってきて、もし理想のヒノキに出会えなかったら・・・というか、そもそも、ヒノキグッズが本当に売っているのか。ネットにはお土産を買うことができるとしか書かれていないため、一種の賭けに出た長距離ドライブであった。
だが、しかし、そんな僕の心配は全く無用であった。半端ないほどの数々のヒノキが温かく迎え入れてくれた。ネットで扱う商品では、ここまで豊富に揃わないだろう。まさに、ここはヒノキ好きの楽園だ。
思わず笑みをこぼす嫁を見ていると、こちらまで幸せな気分になる。遠路はるばる、大阪からやってきた甲斐があるというものだ。息子もご覧のとおりノリノリだ。
こうして、嫁は念願のヒノキを手に入れることで、ヒノキ欲しい症候群を克服したのである。ちなみに嫁が購入したのは、檜風呂の大袋(1,080円)と小さな廃材である。
館内には食事処もあり、松坂牛を食することもできることを申し添えておこう。
これは、松坂牛玉丼。
話をヒノキに戻そう。自宅のヒノキ風呂は最高だ。袋に入っている半分程度の量を風呂に浮かばしているのだが、風呂のフタを開けるとヒノキの匂いが浴室に充満してリラックス効果を実感できる。
そのほかにも、嫁さんは部屋や洋服タンス、靴箱の中にヒノキグッズを備えることでヒノキ効果をフル活用しているのだ。
余談だが「奥伊勢木つつ木館」のすぐそばには「瀧原宮」という大きな神社があり、社殿に至るまでの参道には立派なヒノキが立ち並び、ばっしばしにマイナスイオンを浴びることができるので森林浴も楽しむことができる。もし、あなたが今後、ヒノキ欲しい症候群にかかったときには、どうかこの記事と「奥伊勢木つつ木館」のことを思い出してほしい。
【琵琶湖博物館】小学生は無料!親子でお出かけするならおすすめ。
これは、もはや感動の領域。この館に足を踏み入れた者は、きっと皆こう言うだろう。「本当に750円でいいの!?」
そう、入館料(常設展示)は大人が750円、小中学生が無料なのだ。
県立の公共施設と侮るなかれ。滋賀県立琵琶湖博物館は滋賀だけに留まらず関西を代表するテーマパークと呼んでも差支えないだろう。と俺は思う。公式ホームページによれば、琵琶湖を通じて「湖と人間」を考える博物館だそうだ。まだまだ未熟な俺は、湖と人間について考えるまでには至らなかったが一日を満喫できたことは間違いない。それでは、さっそくお気に入りのハイライトを振り返ろう。
幻想的な水中トンネルが気持ちを盛り上げてくれる。
カモの足カキを水中から観察できる。下から見るのは人生初めての経験だ。なかなか考えられている。施工主グッジョブだ。
滋賀の名産であるふなずしの臭いが体験できるコーナーもある。その臭いについては、ぜひ、ご自身の鼻で確認いただきたい。
そして息子が何やら、水槽の奥に黒くて丸い物体を発見!?
正解は、何とアザラシ。その丸くてキュートな愛らしさに癒される。
昆虫の標本を手本にした絵書きコーナーなどもあり、昆虫好きの息子も大満足。
ここまで書けば、もう充分だろう。百聞は一見に如かずである。
さあ、琵琶湖博物館へ行くがよい。そして、あなたはこう言うだろう。「本当に750円でいいの!?」
館内にはレストランもあるよ。
【姫路市立水族館】財布に優しい水族館
「どこかに出かけたい!!」我が家のやんちゃ坊主は週末になると決まってこう言う。そして妻はこう言う。「我が家にそんなお金はありません!!」両者の言い分を大岡越前ばりに聞き分けるのが僕の役割。そして、そんな僕がネットを駆使して探し当てたのが姫路市立水族館。そう、安くて楽しい場所は姫路にあったのだ。兵庫県姫路市の手柄山中央公園内にある水族館で山の上にあるという一風変わった施設だ。
しかも、驚くことなかれ、こちらの施設の料金はなんと大人510円。こどもは200円。
そんな財布に優しい値段設定とは裏腹に館内はとても充実しているというのが率直な感想だ。水生昆虫といった小さな生き物のほか、ペンギン、ヌートリア、オオサンショウウオ、リクガメなど数え上げればきりがないほどの生き物を観賞することができる。有名どころの水族館にも引けをとらないだろう。我が家のやんちゃ坊主は「ミズカマキリ」と渋めの昆虫をロックオンして、30分以上はその場所に居座ったのではないだろうか。
適度に空いているので、マイペースに館内を行き来できることもポイントが高い。人ごみに流されてまるでベルトコンベアの上に乗せられたかのように施設を強制的に回遊しなくてもよい。 ちなみに僕の一推しコーナーは、スキンケアフィッシュ。水槽の中の小魚が肌の角質をパクパクと食べてくれるという例のやつだ。
足バージョンが主流なのかもしれないが、こちらでは、手バージョンの体験が別料金を支払うことなく楽しめる。 そのほか、サメやエイだって触ることもできる。
僕の中での今回のベストヒット賞はウミガメだ。至近距離で見て思わず、テンションが上がってしまった。こんなに近くで見れるとは。浦島太郎の気分になったとか、ならなかったとか。
と、このようにこどもも大人も十分楽しむことができるのだ。我が家と同じように「週末どこ行こうか問題」を抱える子育てファミリーに是非ともおすすめしたい。ただ、唯一の欠点を挙げるとすれば、レストランはない。なので、昼をまたいで遊びたい場合は、弁当を持参するとよいだろう。
では、よい週末を。
【和菓子教室に行ってみた】当日でも予約可能。料金は2000円
日曜日の朝。家族とともに喫茶店で朝食を食べながら、今日の計画を立てることに。話し合いの結果、前々から嫁さんが興味を持っていた和菓子づくりに決定。京都の和菓子屋さん甘春堂(東店)で予約を受け付けているようである。
当日予約ができるか不安だったが、電話で問い合わせるとすんなりOK。料金は大人、こども共に2000円(税抜)。11時からのコースで大人1名、こども1名分を予約。つまり、俺は付き添いのみと少々せこいのだが、お店側は「お連れ様もお席を用意させていただきますね」と快く受け付けてくれた。
車で向かうことを伝えると豊国神社という神社の境内の駐車場に止めよとのこと。
駐車場はご覧のとおり広めである。
神社の事務所に車のキーを預けて、徒歩数分程度のすぐそばの和菓子店甘春堂東店に向かう。和菓子店で帰りに駐車券を渡してくれるので、それを神社の事務所に渡すことで駐車料金は無料の扱いとしてくれる。
俺たちがお店に到着したのは開始時刻の20分ほど前。店員さんに和菓子作りに来たことを告げると料金の前払いを案内された。料金の支払いを済ませた後、開始までの待機時間は店内に陳列された数々の和菓子を眺め、ときに試食して待つことに。うん、どれも旨い。これだけでも来た甲斐があるというものだ。開始時刻になると、エプロンを手渡されて、2階の体験スペースに誘導される。すでに机のうえには和菓子づくりのために必要な道具や材料がずらりと準備されていた。
ちなみに参加者は俺たち家族のほか親子やカップル、若者グループ、女性同士の二人組など約10名がいた。さすがに男一人というやつはいないが、それを除けば客層に偏りはない。
それでは、いよいよ、和菓子教室スタートである。てっきり和菓子作りこの道、何十年という頑固オヤジが教えてくるのかと思いきや、若い女性職人さんが講師役だった。丁寧な説明と優しい口調でサポートしてくれる。4種類の和菓子を作り、うち1つは体験終了後に抹茶とともに食べることができる。残りはお土産として持ち帰ることができるという充実の内容だ。
丁寧な説明はもちろん、イラストを使ったりして、作り方を分かりやすく補足してくれるので、小学3年の息子でも楽しんで作ることができた。
和菓子作りは何となく敷居が高いイメージがあったが、そんなことは全くない。予約も簡単で手ぶらで気軽に行ける。休日の過ごし方に困っている方には、是非おススメしたい。
【和菓子教室内容】
■時間 1日4回(9時15分、11時、13時、15時)/約1時間
■料金 2,000円(税抜)
■内容 生菓子3種と干菓子1種